『ベースボーロジー』第15号発刊についてのご挨拶
2022年7月25日 野球文化學會通信
『ベースボーロジー』第15号発刊のお知らせ
本学会誌『ベースボーロジー』第15号が7月31日付けで発刊されました。
早期の発刊を目指しましたが、思いのほか手間取り、
予定通りの発刊を期待されていた会員の皆様にはご迷惑をおかけしました。
再出発後の第12号「野球と音楽」、第13号「野球と審判」、第14号「野球とデザイン」に
引き続く「野球と新型コロナウイルス」の本号であります。
表紙の色を変えました。特集を組みました第4回研究大会の基調講演者である
柴孝也先生(東京慈恵医科大学客員教授、医学博士)が
東京ドーム診療所に専属産業医としてお勤めで、
これまでONなど多くのジャイアンツの選手達を支えて来られたということで、
従前のこげ茶色(グラウンドの土)から、ジャイアンツ・カラーとしました。
内容は次の通りです。
特集 野球と新型コロナウイルス:
野球文化學會第4回研究大会シンポジウム
〔基調講演〕
- コロナ禍における野球(柴 孝也)
- コロナ禍での野球団体の取り組みと対応(長久保 由治)
- 新型コロナウイルス感染症と大リーグ(鈴村 裕輔)
〔研究論文〕
- 幻の英国プロ野球と英国野球の歴史(石原 豊一)
- 新たな野球文化を創出する少年野球チームの事例研究(石村 広明)
〔研究ノート〕
- アメリカ文学にみる野球の文化社会学的考察:『ベースボール傑作選』を読む7(松﨑 仁紀)
〔評論〕
- 新渡戸稲造がピッチャーだった札幌農学校のベースボール(堤 哲)
- 戦後の日米野球交流を促進した伝説の男~ドクター・ジュン・イマザト(竹本 武志)
〔書評〕
- 『日本バッティングセンター考』カルロス矢吹/2022年、双葉社(中村 哲也)
いずれの論稿も興味深いものばかりです。
特集は、まだ収まらない新型コロナウイルス禍にあえぐ野球文化の現実を直視しました。
研究論文以下の論稿は、多種多様であります。
皆様のご関心のあるテーマを扱った論稿を是非ご一読ください。
編集人 吉田勝光(副会長〔編集担当〕)
会員募集のお知らせ
野球文化學會では正会員を募集しています。
原則として、野球を愛好し、研究や実践に従事される方なら、どなたでも入会の申請を行うことができます。
正会員と学生会員に際しては、原則として1名の推薦人が必要です。事務局までお問い合わせ下さい。
原則として、野球を愛好し、研究や実践に従事される方なら、どなたでも入会の申請を行うことができます。
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