野球文化學會2025年度総会開催報告

去る2025年6月8日（日）、東京ドームホテル42階「ペガサス」において2025年度総会が開催されました。

小野祥之理事の司会により始まった総会では、まず鈴村裕輔会長を議長に選任した後に参加者および委任状の提出件数が定足数を満たしていことが確認されました。

これを受け、審議事項4件が検討され、いずれも原案通り可決されました。

今回の審議事項は以下の通りでした。

第1号議案　2024年度事業報告（案）
第2号議案　2024年度決算報告（案）
第3号議案　2025年度事業計画（案）
第4号議案　2025年度予算（案）

また、報告事項として第7回野球文化學會賞の募集および野球殿堂顕彰関連事業の概要が紹介されました。

第2部のトークショーではヤクルトスワローズなどで活躍した飯田哲也さんをお迎えし、蛭間豊章理事の司会により行われました。

お話の中では、高校3年時に1年だけ務めた捕手としてスワローズにドラフトで指名されて入団したことや、二塁手を経て外野となった経緯、あるいは薫陶を受けた野村克也さんの試合前のミーティングの様子や試合に臨む姿などが具体的な逸話とともに披露されました。

また、優れた外野手のあり方やプロと高校野球の双方での指導経験を踏まえ、過去と現在の指導の方法の変化などもお話しされました。

プロ野球選手として一時代を築き、指導者としても実績を残してきた飯田っさんならではの、興味深いお話を伺うことができました。

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